長い間、モンマルトルは風車小屋のある風景で、パリでも田舎らしい一角でした。
この丘が有名になったのは、19世紀末のこと。
モンマルトルの風車の隣にできたキャバレーに皆が踊りに来るようになってからです。
この地区は、ラパン・アジルやシャ・ノワールなどのキャバレーでお祭り騒ぎをしにくる貧しい芸術家たちやブルジョワたちで賑わいました。
カフェ・ゲルボワでは、画家のオーギュスト・ルノワールや、クロード・モネ、
カミーユ・ピサロなどが、印象主義について議論していました。
それからのちに、ヴァン・ゴッホやロートレックもやってきました。
モンマルトルのピカソのアトリエ、洗濯船を行き来する人たちとともに、
キュビスムの運動も生まれていったのです。
今日でも、モンマルトルは毎日何千もの観光客を魅了する場所となっています。
そのため、カフェの主人もわざと高い値段を観光客に支払わせることがあるのでご注意下さい。 安い値段のビストロもある地区とはいえ、
用心するにこしたことはありません。
とはいうものの、モンマルトルは庶民的な地区、18区に属しているため、
真のビストロや美しいブラッセリーを見つけることもできるのです。
まずはパリで独立している大規模ブラッセリーのうちの1つ、
ブラッセリー・ヴェプレールはいかがでしょうか。
Wepler
ウェプレール
Au Bon Coin
オー・ボン・コワン
Auberge de la Bonne Franquette
オーベルジュ・ドゥ・ラ・ボンヌ・フランケット
La Balançoire
バランソワール
La Boîte aux Lettres
ボワット・オ・レットル
Au Bœuf Couronné
オ・ブフ・クロンネ
お肉好きの方にとっておきのアドレスです!
ポルト・ド・ラ・ヴィレット ウルク運河界隈