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アルザス ビオワイン生産者 シュミット・キャレール SCHMITT&CARRER

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By Miki Iida on 13 novembre 2016 アルザス

シュミット・キャレールのブドウは背が高く、畑に足を踏み入れると緑に包み込まれるかのようだ。朝露が残る土の上にはチョウがひらりと舞っている。畑には早朝から15人程が集まり、白ブドウのリースリングを収穫中。薄緑の小さな粒を口に含むと、凝縮された甘酸っぱい味わいが口一杯にサッと広がる。冗談を言い合いながら収穫する人の中には、ベルギーから休暇をとって参加する親子の姿も。シュミット・キャレールは、深い温かみのあるビオワイン生産者。ロランさん夫妻と娘さんを中心とした、小ぶりだけれど味わい強いドメーヌだ。

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2012年からビオとして認定され、土の香りがふわっと漂う畑にはタンポポや雑草が生えている。ロランさんはビオに移行した理由をこう語る。「僕や家族にとって、ビオは自然なことでした。アルザスでは悪いものが土に染み込みやすいし、子供や次世代にいいものを残したかった。化学肥料を作り、薬品を作り、ロビーイングしてっていうサイクルで、毒まみれになるのをもうやめたいなって。」彼はもともとワイン畑出身ではないが、アルザスにブドウ畑をもつ奥さんと出会い、ワイン造りに関わるように。三人の娘が育ち、今では次女のアンヌ・セシルさんが右腕として働いている。「私にとってワインの仕事は小さい頃から当然そうなるといったもの。父は何度も『本当にいいのか?大変な仕事だぞ?』って、今ですら私に聞くんです。でも今更他に何したらいいのよ」と笑う。今の仕事が本当に幸せなのと語る、情熱的なセシルさん。まさに地に足がついた仕事をしている彼女はとても25歳とは思えない知識とやる気に満ちている。「親子で醗酵方法などで意見が異なることもあります。でも二人ともまだまだ学ぶことだらけ。ワイン造りは一生学ばないといけません。」とロランさん。今年は圧搾後に産業廃棄物となり、蒸留所に運ばれる大量のブドウの房や葉をコンポストとして利用する計画をたてている。「自分の畑で採れたんだから自分の畑に戻したっていいでしょう?でもフランスではやたらと手続きが面倒でね!」と嘆きながらも計15トンになる茎や房を畑に戻そうと奮闘中。

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手で収穫されたブドウは小ロットごとに醸造され、合計30近くの種類を生産。基本的に品種のブレンドはしない。醸造所には小ぶりのステンレスタンクが並び、その上から豊富な水が流れている。「これは醗酵温度を保つための仕組みです。14~15℃になるように、醸造所の裏にある川から水をポンプでひくんです。使った水はちょっとだけ温度が高くなるけど、またその川に戻るんですよ。」と、ここでもしっかりリサイクル。ロランさんはビオに対して強い思い入れはあるものの、現在フランスで注目されている「ヴァン・ナチュール」には抵抗がある。「うちがビオにしたのはより素晴らしい品質を手にいれるため。ビオには細かい規定書があり、少量の酸化防止剤の使用が許可されています。自然食品店などで流行っているヴァン・ナチュールは酸化防止剤無添加といいますが、私たちにとって、ワインを安定させ、酢にさせないためには酸化防止剤は必要不可欠。もちろん出来る限り量は減らしています。素晴らしいワイン造りにはブドウ畑も大切ですが、今の技術、特に醸造技術は重要だと思います。

家庭的なあたたかさのある試飲室にはデンマークからやってきた賑やかな一行も。輸入業者の方がここに惚れ込み、毎年デンマーク人を連れてやって来るという。美味しいワインを通して気付けば隣人と会話している。やがてその人が収穫の手伝いにやって来る。そうして口コミで根強いファンが増えるのは、ロランさん家族のあたたかさだけでなく、やはりワインの味わいあってこそ。シュミット・キャレールのワインはどれも非常に味わい深い。凝縮して味わいのギュッとつまったブドウからできるワインはやはり違うと思わせる。

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Vin d’Alsace Riesling ヴァン・ダルザス・リースリング  2011」は香りがしっかりしており、酸も強め。豊かで複雑な味わいがあり、口一杯に余韻が広がる。「Pinot Gris Wineck Schlossberg ピノ・グリ ヴィネック・シュロスベルグ 2012」はストラスブールのコンクールで最優秀賞を受賞。色は黄金ががっており、ハチミツのような甘い香り。口に含むと甘味を感じ、酸味もさわやかでさっぱりしている。こちらは少し遅摘みにしたブドウを使用し、貴腐ワインのような味わいも。

シュミット・キャレールのゲヴェルツトラミネールの味わい深さはお見事という他ない。「Alsace Grand Cru Furstentum アルザス・グラン・クリュ・フュールステントム 2010」はパパイヤやトロピカルフルーツのような華やかな香りが鼻の奥まで伝わってくる。まさに素晴らしくブドウが熟した感じで、甘いと同時にさっぱりしてバランスがよく、エレガントな味わいだ。ゲヴェルツトラミネールという独特な品種の美しさを見事に開花させている。ゲヴェルツトラミネールで作ったアルザスの貴腐ワイン、「Selection de Grains Nobles」はただ美味い・・・とため息を漏らす他ない、口に含む度に心地よい感動で一杯になる黄金色のワイン。

一度飲んだらファンになるというシュミット・キャレールのワインはパリのビストロのワインリストにも頻繁に登場する。日本への輸出も始まったばかりだそうで、身近に飲める日が待ち遠しい。

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