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FOODEX JAPAN 2017で出会ったおすすめワイン

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By Miki Iida on 21 mars 2017 News, フランスワイン, 日本で楽しむフランス

今年も3月7日~10日にアジア最大級の食の祭典、FOODEX JAPAN 2017が千葉の幕張メッセで開催され、8万人以上が来場した。ビジネスチャンス獲得のため、毎年世界中から人が集まるFOODEXだが、広大なブースの中で自社商品を見つけてもらうには相当な努力が必要だ。仕事で来場するとはいえ、美味しそうな場所に吸い寄せられるのは人間の性分らしく、おせち料理や揚げたてのさつま揚げ、焼きたてのピザやハワイアンフード、カンガルー肉のステーキを提供するブースの前には人々が群れをなす。一方でただ商品と人が配置されているだけのブースはそっけなく人が通り過ぎてゆく。フランス企業ブースも例外ではなく、今回はほとんどがワインの出展だったこともあり、関係者以外は寄せ付けないオーラを発しているかのようだった。

そんな中でも目を凝らせば素晴らしい生産者に出会えるものだ。まずはアルザスで1680年創業という歴史あるメゾン、ピエール・スパールの白ワイン。こちらのワインは香り高いのが特徴だ。「ピノ・グリ PINOT GRIS 2015」は、いわゆるピノグリとも少し異なり、フレッシュ感が際立っており、エレガントでさわやかな気分にさせてくれる。「ゲヴェルツトラミネール GEWURZTRAMINER 2015」も、ライチのような甘い香りが漂うが、味わいはとてもフレッシュでフルーティ。「私たちの哲学たった1つ、ガストロノミーに合うワイン造りです。ワインの個性が強すぎると料理とうまく合いません。だからこのゲヴェルツトラミネールも、すばらしいアロマがありながら、単体で主張しすぎない、レストランで重宝されるワインなのです。」と専務取締役のパトリックさん。美しいアロマの秘訣は7ヶ月以上ワインを澱の上で寝かせること。ピエール・スパールのワインはどれもとてもエレガントで、日本によくある単調なアルザスワインのイメージを覆してくれる。

 

次に出会ったのはブルゴーニュ。ブルゴーニュといえば美味しいが普段は高くて手が届かない。仕方なしに一番手頃なランクの、AOCブルゴーニュを買ってはみたものの、こんなもんか、とちょっとがっかりしたこともあるのでは。ところが本場にはやはり存在するのだ、本当に旨くて、かつリーズナブルなブルゴーニュというものが。「マダム・ヴーヴ・ポワン」はボーヌの歴史ある小さなメゾン。ポワン氏は醸造家だった夫の死後、男性の仕事だった家業を継いで、1904年にアメリカでの万博に自分のワインを出品、グランプリをとってしまったという凄腕女性。彼女の子孫が今でも会社を切り盛りし、最近ブランドを再編したばかり。現在の「マダム・ヴーヴ・ポワン」ブランドは2015年に瓶詰めが始まったばかりだが、こちらのポテンシャルはかなりのものだ。AOCブルゴーニュの赤ですでにエレガントでとても軽やか。特筆すべきはAOCブルゴーニュの白。シャルドネの素晴らしい香り、バターやノワゼットを思わせるこくのある味わい、ほんのりとした甘み、そして余韻が素晴らしい。バターを使った魚料理にぴったりと合うだろう。赤、白ともにフランスでの小売価格は15ユーロ程度、この味わいでAOC ブルゴーニュなのだから驚きだ。

 

最後は、ボルドーの有名産地の奥、ベルジュラックで造られるワイン。ベルジュラックは日本での知名度こそ低いものの、白ワインが特に素晴らしい。ベルジュラックのシャトー・プルヴェールは1923年から続く大規模なメゾン。「僕の祖父が始めた家族経営のメゾンで、今は甥も頑張ってます」と生産者のフランシスさん。「シャトー・プルヴェール Château Poulvère 2015」の白は100%ソービニヨン・ブランだが、驚くほどさわやかで春の到来を告げるような心地よさ。青リンゴに少しレモンの酸味を足したようなフレッシュな味わいがあり、ほんのりと甘みも感じ、気分がちょっと上向きになる。ベルジュラックにあるモンバジヤックというAOCでは甘口ワインを造っている。貴腐菌がついて糖度が非常に上がったブドウを用い、発酵を途中で止めることで、ワインの中に糖分を残したままにするという。セミヨン60%、ミュスカデ30%、ソービニヨンブラン10%で、全て貴腐ブドウ使用というモンバジヤック「プレスティージュ Prestige」は、あんずのようなほどよい甘さで軽やかだ。「同じボルドーの貴腐と言ってもソーテルヌとはテロワールが違います。ソーテルヌに比べてモンバジヤックはもっとフルーティで飲みやすい。ソーテルヌは一杯飲んだらもう十分。モンバジヤックはもう一杯欲しくなる。メロンとか、ロックフォールやブルビのチーズに合わせるのも最高だし、夕方テレビの前でちょっと一杯っていうのもいいんですよ」とフランシスさん。

フランスにはやはり素晴らしいワインが存在する。素晴らしいワインを造って売りたい人たちと、美味しいワインに出会いたい消費者がうまく出会えたらどんなに幸せなことだろう。とはいえ私たちが普段口にするフランスワインは期待外れのことがまだまだ多い。ご紹介したメゾンは皆輸入業者を探し中の段階だが、こうしたワインが手頃な価格で私たちに届く日が少しでも早く来て欲しい。

 

Maison PIERRE SPARR(アルザス)
14 rue de Hoen 68980 Beblenheim Alsace
www.vins-sparr.com

Madame Veuve Point(ブルゴーニュ マダム・ヴーヴ・ポワン)
10 rue Jaques Germain 21420 Savigny Les Beaune
http://www.madameveuvepoint.com

Château Poulvère(ベルジュラック、モンバジヤック)
Château Poulvère 24240 Monbazillac
http://www.poulvere.com/fr/

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