Author bromby

エッフェル塔周辺

トロカデロとパレ・ド・トーキョーからすぐ近くのガリエラは、美しくて人の温かみを感じられるブラッセリー。ガリエラは、パリ市モード美術館のすぐ目の前にある店です。 この店の主人はとてももてなし上手。扉をあけるとすぐに、女主人のベロニクさんの温かみある「ボンジュール!」という声で迎えてもらえることでしょう。これがお店の人気の秘訣です。 この店がどれほど賑わっているかはランチ時に行ったらすぐわかります。ここには労働者や弁護士、ビジネスマンやメディア関係者、ケリー・ローランのようなアメリカ人歌手まで、様々な職業の人がやって来ます。 ガリエラの地下には個室のように使える5つの魅力的な空間が。大きな樽の形をした空間にテーブルが設置されていたり、ロシアの丸太小屋を思わせる空間、昔の鉄道の食堂車をイメージしたとびきりお洒落な空間も。 インテリアにも力を入れてるガリエラですが、この店に集まるお客さんのお目当ては、もちろん料理。オーナーのセルジュさんはプロの料理人。パリの…

エッフェル塔周辺

パリ7区、アンバリッドやオルセー美術館の近くにワインのプロや愛好家達に知られる店がある。美しい店中には高名なシャトーの名が印刷されたワインの箱があちこちに。きちんと温度管理された棚と引き出しにはシャトー・ラフィット・ロースチルド、ペトリュス、ロマネ・コンティ、ドメーヌ・リジェ・ベルエールなど、フランスでも最高級のワインの年代物が並んでいる。中には百年以上の時を経ているワインもある。 …

サン=ジェルマン・デ・プレ

有名なカフェ、ドゥ・マゴの目と鼻の先、赤と青のひさしが目印のボナパルトはサン=ジェルマン・デ・プレ地区の中でも最も美しいカフェの1つ。このカフェのテラスからのサン=ジェルマン・デ・プレ教会や広場の眺めといったら最高です。ここはサン=ジェルマン・デ・プレという独特の地域の中で、落ち着いた時を過せる空間なのです。何十年か、ボナパルトは近くの国立美術学校の学生達の行きつけの店でした。店内は最近リノベーションされたばかりですが、この店の心意気を失うことはありません。改装されてから目をひくのは何と言ってもトイレ専用エスカレーター。豪華ホテルのように木目調のエスカレーターで下に降りると、ナポレオンやマリー・ルイーズの美しい写真がゆっくりと出現します。パリでこんな豪華なエスカレーターのあるカフェはきっとここだけ! お料理に関してもこの店は通りいっぺんじゃありません。ブラッセリーでもレストランでもないのに、ボナパルトはとてもいい素材を使った美しい料理を提供しているのです。この店のオーナーのミッシェル・タファネル氏は、オーガニックにこだわる人物。ノルマンディでサレール牛を育てている彼にとって、オーガニックはもはや当たり前のことなのです。 ボナパルトのメニューでは、緑色で書かれた料理はオーガニックの素材を使っていることを示しています。トーストされたパンの上に盛られたオーガニックのサレール牛生肉のタルタルステーキ(18ユーロ)にはじまり、プリプリして味わい深いタイの海老(25ユーロ)やスモークサーモン、オムレツ(9ユーロ)や鶏肉の シーザーサラダ(17ユーロ)も皆オーガニックな素材を使っています。 タファネル氏は出身地のカンタル県の料理も大事にしています。例えば「農家のメニュー」(16ユーロ)のリンゴのコンポートとキャラメリゼされたフルーツの上に盛られたブーダンは、ハムと同じくカンタル県から直送されてきたものです。お食事の後にはとびきり美味しいデザート、特にイチゴのムースがおすすめ。…

ノートルダム大聖堂、シテ島周辺

セーヌ川の左岸にあるル・プチ・ポンは、ノートルダム寺院に面したパリのビストロ。このカフェはパリの魅力を味わうのに理想的な店なのです。うっとりするような眺めや、歩行者専用道路の静けさをテラスでのんびりと味わえます。このカフェにはいつでも素晴らしい時間が流れています。明け方には上質な朝食を味わいながら、ノートルダム寺院の裏から昇ってくる朝日を眺めることも可能です。朝食にはオレンジジュース、クロワッサン類、スクランブルエッグのクレープがついています。世界的に有名な書店、「シェイクスピア&カンパニー書店」もすぐ隣という素晴らしい立地です。 ハッピーアワーの時間帯(16時~21時半)には3,9ユーロでビールが味わえます。食事時には、フレンチフライを添えたカンタル地方の牛フィレ肉のペッパーソースはじめ、上質なお肉が待っています。伝統的な料理としては、オーヴェルニュ地方出身のオーナー、ローラン・サラベールの叔母さんのレシピで作った、マリー・テレーズおばさんのブランケットという子牛のクリームソース煮込み(10ユーロ)、や、赤ワインとハーブとベーコンと一緒にコトコト煮込んだ牛肉の、自家製ブッフ・ブルギニヨンがおすすめです。 夜になるとプチ・ポンはピアノバーに変身。ノートルダム寺院の塔を眺めつつ、店内やテラスに流れるジャズの空気を感じてみるのはとっても心地いいものです。 カフェ・ル・プティ・ポン Café…

モンパルナス

モンパルナスタワーのほぼ目の前にある、ル・モンパルナス1900は20世紀初頭の「ブイヨン」と呼ばれる庶民的なレストランの生き証人。アール・ヌーヴォー好きやベルエポック時代のファンにはたまらないブラッセリーです。 こんなにも良好な保存状態でこの雰囲気を味わえるなんてパリでも奇跡的なこと。明るいステンドグラス、陶板画、曲線美に目を奪われる木製品、古きよきパリの丸い照明、足りないものなんて何ひとつありません。きっとモディリアーニもここでアプサントを飲んでいたことでしょう。 110年以上も前からある活き活きとしたインテリアは、他の店では味わえない雰囲気を作り出しています。沢山の料理が載ったお盆を運んでいくギャルソン達、フォークやナイフののカチャカチャいう音、人々の笑い声・・・。 お食事は伝統的でボリュームのあるフランス料理。オニオングラタンスープや牛生肉のタルタル、リヨンのピスタチオ入りのソーセージはもちろんのこと、お店の特製料理、自家製ジャガイモのピューレを添えたフランボワーズ風味のフォワ・ド・ヴォー(21,3ユーロ)や腎臓のココット(22,3ユーロ)それから昔風のブランケット・ド・ヴォーなども非常に美味しくて評判です。 デザートもパリのブラッセリーの伝統的なものが味わえます。琥珀色のラム風味のババ、島というより大陸程の大きさがある「イル・フロッタント」(浮き島という意味)もおすすめです。…

フランスの食文化

東京では「ル・ブルターニュ」という名でおなじみの、ブルターニュ地方のカフェ、ブレッツ・カフェがパリのマレ地区に食材店をオープンした。ここでは隣接するブレッツ・カフェの料理を、4人がけのテーブルで味わうことも可能。ここは何といってもブルターニュの質のいい製品に出会えるお店。ブレッツ・カフェの1号店をカンカル港にオープンさせたベルトラン・ラルシュ氏の奥さんは日本人で、日本とフランスに店を持っている。 この店はとても温かみがあり、ブルターニュの花崗岩を用いた木のテーブルが特徴的。壁ぞいや、棚にはパリジャンたちが探し求めている製品がズラリと並んでいる。有名なボルディエのバターには、加塩タイプだけでなく、マダガスカルのバニラ風味、エスペレットの唐辛子風味なども。加塩バターは、ブルターニュ人が愛するキャラメルづくりに使われる。キャラメルももちろんのこと、ポン・タヴェンのガレットや、かわいい箱に入ったトラオ・マッドなどのお菓子もあつかっている。1920年から存在するロック・マリアのガボットも必見。クレープに使用されるジャムもあり、例えばラファエルのジャムは15種類ものうっとりする香りから選べる。このジャムは砂糖控えめで、果物本来の香りや味わいを楽しめる。ミシュランの星を獲得したシェフ、ジャン・マリー・ギルボープロデュースの桃やイチジクのジャムも。 ブレッツ・カフェ ブレッツ・カフェの食材店ではフォワグラもメニューの1つ。スタッフのモルガンさん曰く、ブルターニュ地方はフランスで2番目のフォワグラ生産地なのだそう。それに、ブルターニュ地方のマグレ・ド・カナルや鴨のリエット、シードル風味の鴨など、調理済み食品も。アンドゥイエットがお好きな方は、フランスの極上のアンドゥイエット、ゲメネのアンドゥイエットを是非どうぞ。海産物なら、ギブロネーズやコントワール・ドゥ・ベルルのいわし、ツナ、ニシンにメゾン・コラス・ドゥ・ギブロンによる、昔ながらの製法のスモークサーモンも。 こうした製品を楽しむなら、ブルターニュ地方のドリンク代表、リンゴ汁を醗酵させてつくった、シュワっとするシードルと合わせるのが鉄板だ。これらの製品だけでなく、沢山の魅力的な製品がマレ地区にあるブレッツ・カフェの食材店で手に入る。…

エッフェル塔周辺

ル・ムートン・ブランはパリの西側、ブローニュの森とエッフェル塔に近い美しい地区、オートゥイユ通りにあります。ここはパリの中で最も古い建物のうちの1つで、歴史あるレストラン。モリエールやラシーヌ、ボワローやラ・フォンテーヌのような数多くの劇作家たちが食事をしに来ていた店なのです。 2008年に全く新しいインテリアに改装したムートン・ブランは、雰囲気は少し変わったものの、店の心意気を失うことはありません。古い石材には、様々な色調の金や銅の色が塗られ、この店の有名な客達の肖像画が飾られています。店内は3つの空間に分けられていて、それぞれ雰囲気が異なります。小さな丸テーブルに、お洒落な肘掛け椅子のある空間、また、親密さが感じられる空間、それからクラシックなタイプの長椅子とテーブルのある空間です。 ここではクラシックなフランス料理が味わえます。自家製の田舎風テリーヌに、ピュイのレンズ豆をメインの前に味わってみるのもいいでしょう。マグレ・ド・カナルや牛タルタルステーキ、子牛の腎臓料理のマスタードソースなどがこの店のおすすめです。デザートは自家製で、クレープ・シュゼットやセントジェームスのラムで香りづけされたババなどが、特にお客さんに愛されています。 ル・ムートン・ブラン Le…

News

ル・ブイヨン・シャルティエは、パリのエスプリとは何かを伝えてくれる歴史的な店。グラン・ブルヴァール近くの店のに前は、シャルティエ独自の雰囲気を楽しみにしている人たちで日々行列ができている。この店に入ったら、常連客達が自分のナプキンを取り出すという有名な引き出しなど、店内をじっくり眺めてみるといい。ギャルソン達が文字取り駆けぬけながら、客席の紙のテーブルクロスに注文を書き付ける姿を眺めているのも楽しいものだ。 …

シャンゼリゼ、凱旋門周辺

シャンゼリゼ大通り近辺にあるシェ・アンドレは、1930年代風の
ビストロを愛してやまない人たちにとって、避けて通れないアドレス。
シャンゼリゼ界隈の中では、ここは一番質に見合ったお値段の店だと
いえるでしょう。この店のインテリアは30年代のビストロ風ですが、雰囲気としてはむしろパリの伝統的なブラッスリーの精神を受け継いでいると言えるでしょう。この店はとても人気があって、テーブルが空くまで列に並ばないといけないことも。ちょっと待ち時間を我慢して、魅惑的で色とりどりのお皿が目の前を行き交う様子を楽しんでみてください。 テーブルに着いたら、一緒に来た人とホタテ貝のカルパッチョのレンズ豆添えに、牛タルタルステーキ、贅沢なスズキの魅力にうっとりとしてしまうでしょう。絶妙な味わい、美しく盛りつけられた料理、良質の素材を使っていることがこの店の特徴です。シェ・アンドレはジュリ親子の会社が経営していて、彼らの経験がこの美しい店を活き活きさせるのにとても役立っています。 ワインのメニューはまさに的を射たものです。デザート好きの方にはクラシックなメニューが待っています。巨大なクレーム・ブリュレや北極に浮かぶ氷のようなイル・フロッタントもおすすめです。 シェ・アンドレ Chez André…

シャンゼリゼ、凱旋門周辺

ル・プティ・ミュセは、伝統的なフレンチの店。父親はシャンパーニュ地方の肉屋、祖父は農家という主人のドニ・ミュセ氏は、生まれ故郷の土地の香りを忘れたことがありません。彼は美味しさを引き出す素材の選び方や調理法を熟知しています。ブーダンはフランスで最高品質のバスク地方のクリスチャン・パラのものを、ハムはスペイン産の最高のもの、パタ・ネグラやセラノ・イベリコなどを使用。ミュセ氏は特に豚肉に対する思い入れがあり、様々な形で料理するのが大好き。香辛料の入った豚のテリーヌも、自家製のなめらかなジャガイモのピューレを添えた豚ほほ肉の蒸し煮もオススメです。 とはいえ彼が得意なのは豚肉だけではありません。ミュセ氏はクラシックな料理の豊富な知識と自分の腕前をミックスさせて、日々料理を作ります。彼のこうした姿勢は「プレセ」からも感じられるでしょう。「プレセ」は、家禽類とフォワグラ、タマネギのジャムとを合わせ、プレスして固めたもの。トマトとスズキをプレスしたバージョンも作ります。また、味わい深いクラシックなメニュー、例えばイシビラメのシャンパーニュソースあえ、子牛の頭のラヴィゴットソースや、サレール牛リブロースなども。デザートには、カフェでおなじみのリキュール、ベイリーズで香りづけしたクレーム・ブリュレや、ラム風味のババも、ボリュームがあってとろける味わい。 お昼のコースは20ユーロで前菜+メイン、又は、メイン+デザート。この店のサービスや雰囲気、味わいを考慮にいれるととてもお得なお値段です。 ル・プティ・ミュセ Le P’tit…

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