• パリのカフェを選ぶ
    • エッフェル塔周辺
    • シャンゼリゼ、凱旋門周辺
    • サン=ジェルマン・デ・プレ
    • モンマルトル
    • ノートルダム大聖堂、シテ島周辺
    • ルーブル美術館周辺
    • マレ地区
    • バスチーユ、パリ東側
    • サン・マルタン運河 レピュブリック
    • モンパルナス
    • オルセー美術館周辺
    • オペラ座周辺
    • マドレーヌ寺院 コンコルド広場
    • ラ・ヴィレット、ベルヴィル
  • フランス料理
    • フランスの食文化
      • 食文化の今
      • パン職人、パティシエ
      • シェフ
    • カフェ・ビストロの定番メニュー
      • 前菜
      • メイン
      • デザート
    • フランスの郷土料理
    • フランスの郷土料理マップ
  • フランスワイン
    • フランスワイン産地マップ
    • フランスワインの世界
    • シャンパーニュ
    • ボルドーワイン
    • ブルゴーニュ
    • ボジョレー
    • アルザス
    • ロワール
    • ラングドック・ルシヨン
    • コート・デュ・ローヌ
    • プロヴァンス
    • フランスワイン産地
  • ドリンク
    • リキュール・アペリティフ
    • コーヒー
  • パリのカフェ文化
    • パリのカフェの歴史
    • 芸術家が集ったカフェ
    • カフェの文学賞
    • 今日のパリのカフェ
  • 日本で楽しむフランス
Facebook Twitter Instagram
Trending
  • ピーターラビット™️の世界を感じる アフタヌーンティー
  • FOODEX JAPAN 2022で出会った本当に美味しいものたち
  • パリのビストロとカフェのテラスをユネスコの世界遺産に Bistrots et Cafés de France
  • 本当に美味しいタルトに出会える1ヶ月
  • 時代に合った新しいフランス料理の形 〜サステナビリティとラグジュアリーは両立可能?〜
  • Enjoy EU クリスマス・ヴィレッジ -EU食材と日本食材のパーフェクト・マッチ!
  • モダンなフランス菓子やパンが揃った帝国ホテルの「ガルガンチュワ」リニューアルオープン
  • やっぱりイタリアの食はすごい。第10回イタリア料理専門展 »ACCI GUSTO »
Facebook Twitter Instagram
paris-bistro japon
  • パリのカフェを選ぶ
    • エッフェル塔周辺
    • シャンゼリゼ、凱旋門周辺
    • サン=ジェルマン・デ・プレ
    • モンマルトル
    • ノートルダム大聖堂、シテ島周辺
    • ルーブル美術館周辺
    • マレ地区
    • バスチーユ、パリ東側
    • サン・マルタン運河 レピュブリック
    • モンパルナス
    • オルセー美術館周辺
    • オペラ座周辺
    • マドレーヌ寺院 コンコルド広場
    • ラ・ヴィレット、ベルヴィル
  • フランス料理
    • フランスの食文化
      • 食文化の今
      • パン職人、パティシエ
      • シェフ
    • カフェ・ビストロの定番メニュー
      • 前菜
      • メイン
      • デザート
    • フランスの郷土料理
    • フランスの郷土料理マップ
  • フランスワイン
    • フランスワイン産地マップ
    • フランスワインの世界
    • シャンパーニュ
    • ボルドーワイン
    • ブルゴーニュ
    • ボジョレー
    • アルザス
    • ロワール
    • ラングドック・ルシヨン
    • コート・デュ・ローヌ
    • プロヴァンス
    • フランスワイン産地
  • ドリンク
    • リキュール・アペリティフ
    • コーヒー
  • パリのカフェ文化
    • パリのカフェの歴史
    • 芸術家が集ったカフェ
    • カフェの文学賞
    • 今日のパリのカフェ
  • 日本で楽しむフランス
paris-bistro japon
You are at:Home»News»ボルドー 持続可能なワイン造り Vin de Bordeaux et le développement durable
©VIGNOBLES_MASSE

ボルドー 持続可能なワイン造り Vin de Bordeaux et le développement durable

0
By Miki Iida on 13 novembre 2019 News, フランスワイン, ボルドーワイン, 日本で楽しむフランス

ボルドーでワインを造る。それは豊かで美しい生き方だ。広大なぶどう畑に囲まれ、日々自然と触れ合える。食卓には高品質のワインが日常にあり、ワインを介して沢山の人との出会いに恵まれる。ワインを売り込むためには世界に目を向け、販売促進のために様々な国におもむく必要がある。自分の愛する土地にしっかりと根を張りながらも同時にインターナショナルであり、地道でありながらも華やかだ。ワイン造りは非常にやりがいがありそうな仕事だが、1つだけ大きな問題がある。それが天候不順である。

収穫間際のサン・テミリオンで、眩いほど美しい暮らしをしている生産者宅を訪れた際、彼らが時折空に目をやり、顔をしかめる場面があった。雷が鳴る。雨がもうすぐ降るのだろうか。降ってしまうと収穫は台無しになる。そのタイミングを決定するのは至難の技で、場合によっては一年の努力が無駄になる。人間だったら雨が降っても傘がさせるが、ブドウ畑は広すぎる。突然の豪雨やアラレなど、一瞬にして広範囲に影響を及ぼすものは、それが起こった直後に対処をしようとしてもほとんど追いつかないものだ。

世界中で異常気象が続くなか、このままではワイン生産者たちが気候変動に振り回されるのは自明のことである。一時的な対処療法がないのであれば、病気に負けない身体づくりをするように、畑の免疫力や自然治癒力を高め、気候変動に負けない畑づくりをするのが早道だ。10月24日、ボルドーワイン委員会の国際後方担当のセシルさんと、技術部門ディレクターのマリー=キャトリーヌさんが来日し、「ボルドーの持続可能なワイン造りを知る」というプレスイベントが開催された。現在、ボルドーのワイン業界は気候変動への対策に強く力を注いでいるという。2017年にはボルドーのぶどう畑の60%が、ビオやビオディナミ、HVE認証(環境価値重視認定)など、何らかの環境認証を取得し、ボルドーワイン業界は100%を目指している。これはビオワインが消費者の身体に優しいからというより、畑のまわりの生物多様性を強化し、畑全体の耐性を強くするという視点があればこその結果である。結局のところ、ブドウだけの成長を考え、生物多様性の少ない土壌や畑は自然災害への耐性が弱いのだ。

©CIVB_V.BENGOLD_F09B22

これまでブドウ畑といえば、上に挙げた写真のように、表面がカラッと乾燥し、ゴツゴツした小石が表面に出ているぶどう畑が主流だったが、今では下に載せた写真のようにボルドーの85%のぶどう畑の土の部分は下草で覆われ、様々な虫の住処となっている。また、農薬使用を減らすため、ぶどうの実に害を与えるハマキガを捕食するコウモリについての研究が進んでいるという。コウモリは一晩で約2千もの害虫を捕食するため、生産者たちはぶどう畑にコウモリの定着をすすめるための環境整備に取り組んでいる。農薬の使用に関しては、ボルドー、ボルドー・シューペリウールのAOC規定により、畑全体に向けて除草剤を使用することを禁じ、除草剤が使用できる場所を限定した。それだけでなく、今後の気候変動に対応するため、新たに気候変動に耐性があると思われる7品種をAOCの規定にいれることを許可。これらはあくまでも補佐的な品種とはいえ、「これだけ対策をしているから、100年後にも絶対ボルドーワインは生き残るわよ」とマリー=キャトリーヌさん。ボルドーといえば伝統的、というイメージが強力だが、ボルドーをよく知る二人によれば、実際は、ボルドーにおける伝統とは、時代に合わせて変化、適応していくものだという。戦後は様々な作物とともにブドウを育て、1980年ごろまでは白ワインがメインの産地だったように、ボルドーは刻々と時代に合わせて進化を遂げてきたからこそ、世界に誇るワイン産地であり続けることができたのだ。

©ANGLUDET_2

65ものAOCをもつボルドーはその環境への取り組みも、トップクラスであろうと努力している。大西洋が近く、大河もあるため湿気の問題が根強いボルドーは、はじめから農薬不使用の栽培に適したような場所ではない。だからこそ、ここでの困難の乗り越え方や研究成果は、今後フランスだけでなく、多くのワイン産地に影響を与えていくことだろう。下草が生え、蜂や蝶が舞うブドウ畑は楽園のように美しく、心洗われる光景だ。食の遺産を守るために私たちができることは何なのか、フランスきってのワイン産地、ボルドーから学ぶことはまだまだ沢山ありそうだ。(下草の写真はボルドーワイン委員会提供)

Related posts:

  1. ボルドー&ボルドー・シューペリュールワイン ソムリエコンクール決勝 Concours 2017 de sommellerie au Japon, avec les vins de Bordeaux et Bordeaux Supérieur
  2. ボルドーワイン収穫祭 2013 Bordeaux Fête le vin à Tokyo
  3. 一度は訪れたいワインの街 ボルドー La ville de Bordeaux
  4. ボルドー コート・ド・ブライ Bordeaux Côtes de Blaye
Share. Facebook Twitter Pinterest LinkedIn Tumblr Email

Related Posts

ボルドー&ボルドー・シューペリュールワイン ソムリエコンクール決勝 Concours 2017 de sommellerie au Japon, avec les vins de Bordeaux et Bordeaux Supérieur

一度は訪れたいワインの街 ボルドー La ville de Bordeaux

ボルドーワイン収穫祭 2013 Bordeaux Fête le vin à Tokyo

Comments are closed.

パリのカフェを選ぶ
Articles récents
  • ピーターラビット™️の世界を感じる アフタヌーンティー
  • FOODEX JAPAN 2022で出会った本当に美味しいものたち
  • パリのビストロとカフェのテラスをユネスコの世界遺産に Bistrots et Cafés de France
  • 本当に美味しいタルトに出会える1ヶ月
  • 時代に合った新しいフランス料理の形 〜サステナビリティとラグジュアリーは両立可能?〜
メールニュースに登録する

ニュースレター

 

登録が正常に登録されました。

«

メールアドレスは、メールニュースを送るためだけに使用されます
24 mars 2022

ピーターラビット™️の世界を感じる アフタヌーンティー

21 mars 2022

FOODEX JAPAN 2022で出会った本当に美味しいものたち

18 mars 2022

パリのビストロとカフェのテラスをユネスコの世界遺産に Bistrots et Cafés de France

26 février 2022

本当に美味しいタルトに出会える1ヶ月

15 décembre 2021

時代に合った新しいフランス料理の形 〜サステナビリティとラグジュアリーは両立可能?〜

2 décembre 2021

Enjoy EU クリスマス・ヴィレッジ -EU食材と日本食材のパーフェクト・マッチ!

Articles récents
  • ピーターラビット™️の世界を感じる アフタヌーンティー
  • FOODEX JAPAN 2022で出会った本当に美味しいものたち
  • パリのビストロとカフェのテラスをユネスコの世界遺産に Bistrots et Cafés de France
  • 本当に美味しいタルトに出会える1ヶ月
  • 時代に合った新しいフランス料理の形 〜サステナビリティとラグジュアリーは両立可能?〜
Paris-Bistro.comはパリのビストロやカフェをより楽しむためのサイトです。 パリのビストロやカフェはフランスの食文化に触れる入口。フランス料理、地方の特産品、フランスワインに情熱的な生産者からフランス流の食の楽しみ方まで、ビストロやカフェから広がる世界をお伝えします。

Type above and press Enter to search. Press Esc to cancel.