ロワール地方のワイン生産者 ドメーヌ・デ・グランド・エスペランス Domaine des Grandes Espérances

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esperance_saget1 ドメーヌ・デ・グランド・エスペランスはロワール地方、トゥレーヌのワイン生産者。フランス語で「大いなる希望」という名のドメーヌ名を現実のものにしようと日々努力を重ねている。ピュイィ・シュール・ロワールで評判の生産者、ジャン=ルイ・サジェ氏の二人の息子、アルノーさんとローランさんが時代に合った華やかなワインを造っている。

これからの時代に向けたワインを生産するため、二人はワイン造りの伝統や固定概念を再検討することに。まずはワインのラベルから。伝統的なシャトーを表示するラベルではなく、幸福な子供時代を彷彿させる詩的でカラフルな絵を選び、ワインの名称もちょっと変ったものにした。トロピカルフルーツのニュアンスを感じるソービニヨン・ブランの白ワインは「ロワ・ソレイユ(仏語で太陽王:ルイ14世のこと)」という名称に、スパークリングワインのクレマン・ド・ロワールは「エトワール・フィラントゥ(流れ星)」と「コンステラスィオン(星座)」と名付けられている。

 

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計50ヘクタールもあるブドウ畑では、普段使いのワインと、キュヴェと呼ばれる特別なシチュエーション用の選りすぐりのワインを生産するため、様々な品種を栽培。白ワイン用にはソービニヨン・ブラン、シャルドネ、シュナン・ブランを、赤ワイン用にはガメイ、カベルネ・フラン、ピノ・ノワール、マルベックを植えている。

栽培方法はできる限り農薬や化学物質を使わないように心がける、アグリクルチュール・レゾネ。昨年からは除草剤の使用もやめている。ブドウの害虫となるチョウに対しては、メスのホルモンの香りを発生させ、チョウがブドウに卵を産みつけるのを防ぐカプセル、「コンフュージョン・セクシェル」を使用。シカデルという害虫への対策用に、ブドウの葉には粘度をふりかける。

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グランド・エスペランスのワインは果実味豊で陽気さがあり、ポテンシャルを秘めている。単一品種でできた上質なキュヴェは若者達に評判がよく、味わい深さがパリのビストロでも人気がある。グランド・エスペランスは様々な醗酵法にも挑戦中。キュヴェのブドウは手で収穫され、房のまま、上部の開いた木樽に入れて醗酵させている。マセラシオンの最中は1日に2度、上に上がってきた固形物と液体とを混ぜ合わせるピジャージュを人力で行っている。2014年ヴィンテージからは、巨大な壷の形をしたテラコッタの醗酵桶にてピノ・ノワールを醗酵させるという。テラコッタは木樽に比べ、樽香りがワインに移る心配がなく、繊細なピノ・ノワールの味わいをより一層美しく、テロワールを見事に表現してくれることだろう。

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サイト:http://www.grandes-esperances.fr/

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