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マティス 自由なフォルム

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By Miki Iida on 15 février 2024 News, 日本で楽しむフランス

2024年2月14日から5月27日まで、東京 六本木の国立新美術館にて「マティス 自由なフォルム」が開催されている。この展覧会は、ニース市マティス美術館が全面協力して開催しており、ニースに移住後のマティス後期の作品だけでなく、初期の作品、彫刻、舞台芸術作品、切り紙絵など約150点が一堂に会し、アンリ・マティスの多面性を存分に味わえる。

アンリ・マティスの切り紙絵の大作《花と果実》ニース市マティス美術館蔵 ©️Succession H. Matisse

マティスがニースを拠点にし始めたのは40代後半からで、滞在先のホテルの部屋の装飾をカンヴァスの上でより華美に見立て、カラフルでオリエンタルな情緒溢れる部屋で女性が横たわるオダリスクの絵画を数多く制作していった。

《赤い小箱のあるオダリスク》 1927年 ニース市マティス美術館蔵©️Succession H. Matisse 

フランス本国よりもアメリカやロシアで注目されていたマティスは、その後アメリカからの依頼を受けて「ダンス」の制作に取り組み、自分の背丈を遥かに超える巨大なスケールの絵画に取り組む中で、従来の筆と絵の具という手法に限界を感じ、まず紙に色をつけてからハサミで切って構成を考えるという切り紙絵の手法を生み出していく。

アンリ・マティス《ダンスー青色のハーモニーー》 1931年 ニース市マティス美術館蔵 ©️Succession H. Matisse 

切り紙絵は、長い間マティスの頭を悩ませていた「デッサンと色彩の関係」の解決策となり、色を塗った紙をハサミで直接デッサンすることにより、輪郭線を描かずに、色のあるフォルムを生み出せるという点で画期的なことだった。ブルーデルに学んで彫刻も手がけていたマティスだが、ハサミを使って色彩に直に切り込んでいくというのは、彫刻家が直に石を彫っていくような感覚だったという。

マティスの彫刻作品 《ジャネットⅢ》オルセー美術館蔵 ニース市マティス美術館寄託 ©️Succession H. Matisse 

「マティス 自由なフォルム」では、切り紙絵に基づいた図版と手書きのテキストで構成された書物《ジャズ》の展示や、アメリカからの制作依頼を受けて作り、本展覧会のためにフランスで修復された切り紙絵の大作《花と果実》だけでなく、代表作として世界に名高い《ブルー・ヌードⅣ》も展示されている。

アンリ・マティス《ブルー・ヌードⅣ》オルセー美術館蔵 ニース市マティス美術館寄託 ©️Succession H. Matisse 

また、マティスが最晩年に人生のかなりのエネルギーを注いで制作したヴァンスのロザリオ礼拝堂の内部を最先端の技術で複製し、現地でのステンドグラスの光の差し込み具合が様々に体感できる空間も設置されている。

ヴァンスのロザリオ礼拝堂の内部を再現した空間は圧巻

後年になってより一層装飾性を強め、単純化、デザイン化を志向したマティスは教会のステンドグラスだけでなく、司祭が着用する上祭服「カズラ」も、切り紙絵でデザインしていった。本展覧会では滅多に見ることのできないカズラのマケットが数多く展示されている。

アンリ・マティス 《薔薇色のカズラ(上祭服)のためのマケット(背面)》ニース市マティス美術館蔵©️Succession H. Matisse 

見る人を自由な気持ちにさせ、楽しませてくれる一方で、実はかなり几帳面で厳密に構成を練る人物だったアンリ・マティス。「マティス 自由なフォルム」のカタログにはニース市マティス美術館前館長のクロディーヌ・グラモン氏による、マティスの作品と人となりを知ることのできる非常に詳しい解説が書かれている。フランスの専門家のこれほどしっかりした解説を日本語で読めるというのは大変ありがたいことだ。

 アンリ・マティス《パペーテ- タヒチ》1935年 ニース市マティス美術館蔵 ©️Succession H. Matisse 

マティスが好き!という方は「マティス 自由なフォルム」を通じて、マティスが追求しようとしていった世界や彼の生き方への理解を深めてみてほしい。

アンリ・マティス《デッサンーテーマとヴァリエーション》シリーズL-2 ニース市マティス美術館蔵 ©️Succession H. Matisse 

マティス 自由なフォルム

会場:国立新美術館 企画展示室 2E(〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2)
会期:2024年2月14日(水)~5月27日(月)
休館日:毎週火曜日 ※ただし4月30日(火)は開館
開館時間:10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで開館
※入場は閉館の30分前まで
主催:国立新美術館、ニース市マティス美術館、読売新聞社、日本テレビ放送網
特別協賛:キヤノン 協賛:DNP大日本印刷 協力:日本航空、日本貨物航空、ヤマト運輸
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ、J-WAVE
展覧会ホームページ: https://matisse2024.jp
お問合せ: 050-5541-8600(ハローダイヤル)


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