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2015年度ボルドー・ベスト・オブ・ワインツーリズム賞にて、ペサック・レオニャン地区の2つのシャトーが最優秀賞を受賞した。ボルドー・ベスト・オブ・ワインツーリズム賞は、ボルドー商工会議所が主催しているコンクールで、ボルドー周辺地域で特に革新的な方法で観光客を受け入れているシャトーに贈られるもの。Paris-Bistro.comでも紹介しているシャトー・レオニャンは宿泊部門の最優秀賞を受賞。シャトー・レオニャンはワイン造りで数々の賞を受賞するだけでなく、非常にセンスがよく温かみのあるシャンブル・ドットを運営している。旅の疲れをふわっと癒してくれる非常に心地よい宿だ。 [pro_ad_display_adzone id= »1569″]    …

ペサック・レオニャンのシャトー・ブラウンの醸造所の横手には、広大なブドウ畑が一面に広がっている。こちらが所有する畑はおよそ30ヘクタール。中世に始まり、900年以上続くこのシャトー。 現在は、有名なネゴシアン一家、モー家の5代目、ジャン・クリストフ・モー氏によって経営されている。取材した10月初旬はブドウ収穫の真っ最中。こちらのブドウは全て手摘みで、収穫に必要となるのは50人。ボルドーではブドウの手摘みは義務ではないが、品質にこだわるシャトー・ブラウンは人手を選ぶ。できる限り最高のブドウをつくり、醸造にも手間をかける。「農薬もなるべく使わないようにしています。ハチの巣も20個以上畑において、エコシステムを大事にしようとしてるんです。ハチがブドウ畑にいるというのは畑が元気な証拠です。」と広報のアガット・ドゥ・ラングさん。 醸造所を見せてもらうとブドウ選果の真っ最中。房の茎は機械で全て取り除き、機械による選果の後は人の手でブドウを選り分け、計3回の選果を行う。ステンレスタンクの並ぶ室内は少しひんやり。「ここでは温度を6度にしてマセラシオン(ブドウのつけこみ)をするんです。それからゆっくりと醗酵させて、オーク樽で熟成させます。」熟成庫には様々な樽屋の樽が並び、約半分は新樽を使用。樽には畑の区画や収穫日ごとにワインを分けて入れている。白ワインは8ヶ月、赤ワインは14ヶ月、個々の特徴を保ったままで熟成される。「ワインづくりで一番大切なのは収穫するタイミングとアッサンブラージュの選択なんですよ。」とアガットさん。アッサンブラージュさせた後は1~2ヶ月タンクで寝かせ、ようやくワインの完成だ。 [pro_ad_display_adzone id= »1569″]…

11月6日、美しい日本庭園のすぐ横で、ボルドーワインの試飲会が開催された。東京、八芳園を会場にした、グラーヴとペサック・レオニャンの14の生産者による来日試飲会。約200名のワイン業界関係者たちが、グラス片手に真剣にワインと向き合い、生産者と話していた。 この試飲会には私たちがフランスで出会った3つのシャトーも参加。早速シャトー・ブラウンのアガットさんに再会し、「Château Brown シャトー・ブラウン 2009」の赤を試飲。こちらはカベルネソービニヨン40%、メルロー56%、プティ・ヴェルドー4%。スモーキーな香りが特徴的で、後味がとてもふくよか。厚めのステーキによく合いそうだ。 その向こうにはシャトー・ド・セロンのブースがある。試飲した白ワイン「Château…

2013年10月初旬、シャトー・ラトゥール・マルチヤックに到着すると、まさにブドウ収穫の真っ最中。早速オーナーのトリスタン・クレスマンさんに様子を見せてもらうと、ブドウの選果場は巨大な機械が占領している。 「この機械はすごいんですよ。中にカメラが入っていてね、ここを通るブドウの粒を全部チェックしてるんです。基準に満たないものは自動で選別してくれる。これだと手作業に比べて2倍も早くできるんです。」これはフランスでもまだ珍しい、最新式の非常に高価で巨大な機械。今年はレンタルにしたそうだが、性能には非常に満足しているという。「うちのブドウは手摘みですが、人間の目で選果をしてても見落としがあるものです。シャトー・ラトゥール・マルチヤックが目指しているのは可能な限り最高なワインをつくること。素晴らしいワインをつくるために、うちだけ努力を惜しんでいたら競争になんて勝てないですよ。」 [pro_ad_display_adzone id= »1569″] いつだって何か改良できる点はないかを探しているというトリスタンさん。このシャトーは有名なネゴシアンだった彼の祖父が1930年に購入。1953年からシャトー・ラトゥール・マルチヤックはボルドー地方、グラーブ地区のグラン・クリュとして格付けされている。彼の父親は大きすぎたグラーブ地区に、新たにペサック・レオニャンというアペラシオンを創設するのに貢献したという。代々ワインに情熱のあるクレスマン家。トリスタンさんも同様で、ワインについての話は尽きることがない。…