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1月11日、東京、麹町のベルギー王国大使館にて、ベルギーショコラ「プラリベル」の新作ショコラ発表会が開催された。プラリベルはベルギーのフランデレン地方に位置するチョコレートブランドで、世界に根強いファンを持つ。 ベルギーのチョコレートの歴史は100年以上あり、プラリベルは50年以上の歴史がある。伝統と革新という二つの相反する要素を大事にしており、ベルギーチョコの伝統を守りつつも、革新的な形や色合いを模索し、他のショコラティエとは一線を画した独自性を追求し続けている。 チョコレートには主に2つの作り方がある。ひとつめはモールドという型にチョコレートを流し込み、シェルを作ってその中にフィリングをいれるもの。もうひとつは中身のフィリングを先に作るもので、ベルギーは前者が多く、フランスは後者が多い。前者の方はシェルを先に作ることで安定するため、中には滑らかなフィリングを入れることができ、食べ応えがしっかりしていて肉厚なのが特徴だ。 日本のバレンタイン用に提案されたシリーズは5種類あり、その中でもおすすめなのはが「パフェショコラ」。その名の通り、パフェをイメージしたショコラで、三層のショコラが円柱型になっている。レモンチーズケーキ風味のショコラはレモンクリームがほのかに香り、しっかりした味わいのホワイトチョコレートが口の中で混ざり合う。 「フレークトリュフ」はベルギーの伝統的なショコラ。ムースのようにふんわりしたショコラを、フレーク状にしたショコラでコーティング。中がとても柔らかくクリーミーで、口の中でとろけていき、クセになりそうな味わいだ。…