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世界遺産に立候補したブルゴーニュとシャンパーニュ Bourgogne et Champagne, candidates de Patrimoine mondiale

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サン・テミリオンがフランスのワイン産地として初めて世界遺産として登録されたのは1999年のこと。今年1月、フランス政府はブルゴーニュのブドウ畑と丘陵地帯、シャンパーニュのメゾンやカーヴをユネスコの世界文化遺産リストの候補地として挙げた。フランス文化省はこの2地域はユネスコの世界遺産委員会によって2015年に審査予定だと述べている。「ディジョンの街とボーヌ(コート・ドール)の街と縁の深いブルゴーニュのブドウ畑のクリマは、特徴的なクロや建造物とともに文化遺産の候補地となるだろう」と文化省。

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ブルゴーニュのブドウ畑は沢山のリューディや多様性に富んだ日照条件や土壌の異なる区画が特徴的で、それらがブドウ品種の個性を引き出し、ブルゴーニュワインの国際的評価を高めている。低い壁で区切られたリューディや畑の小区画はクリマと呼ばれる。

シャンパーニュの丘陵地帯やメゾン、シャンパーニュを生産している村々、醸造所や地下カーヴの数々は文化遺産の中の文化的景観というカテゴリーの候補地となるだろう。

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