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パリのおすすめビストロ 「オ・メトロ」

パリの東側にあるヴァンセンヌの森やナシオン方面で、パリの地元の常連客に愛されていて雰囲気がよく、美味しいフランス料理が食べられるビストロを探しているなら、まさにオ・メトロに行くべきだ。

シュークルート

この大きなブラッスリーはメトロのドーメンシル駅の目の前にある。ブルゴーニュ地方出身の店主、ジル・グルイユ氏とともに、テキパキと働く、あたたかみあるスタッフが力を発揮している。あたたかいもてなしや、沢山の忠実な常連客の存在を反映して、店内はいつも賑わっている。このブラッスリーが成功しているのは主にシェフのティエリー・コラス氏のおかげである。長いこと、プロコープ等のパリの有名店数店で働いていた彼は、フランスの伝統的な料理のレパートリーに彼自身のタッチを加えることで、より深みのある味わいを生み出している。

仔牛の頭(テット・ド・ボー)

たとえば「チェリー風味の鴨のマグレ、肉汁のかかったジャガイモのピューレ添え」(22€)や絶妙に調理された「サーモンのトマトソース、野菜のニソワーズ添え」(23€)。忘れてはいけないのが、フランス料理のレパートリーの中でも傑作のひとつ、「パテのパイ包み」だ。

鴨のマグレ

ここはビストロのクラッシックなメニューを試してみるのに理想的な店である。というのも、オ・メトロは毎週典型的なビストロのメニューを日替わりで提供しているからだ。たとえば、月曜日には「仔牛の頭 グリビッシュ・ソース」、金曜日には「鱈のブランダード」、そして三世代の家族が食卓を囲んで集う日曜日には「鶏の丸焼き」といった具合に。

サーモンのトマトソース

シェフのティエリー・コラス氏は魚料理の才能もある。「ニシンのフィッシュ&チップス」(19€)に絶品の「スズキのメダイヨン」、もちろん9月から4月にかけては季節の生牡蠣も提供している。

シュー・オ・プラリネ


シェフの才能はデザートにも及ぶ。チョコレートソースのたっぷりかかったシュー・オ・プラリネ(10€)には驚かされることだろう。いちごのメレンゲのデザート、パブロバもおすすめだ。
そして何よりも味わってほしいのが、軽やかなクリームのミルフィーユで、サクサク感がたまらない。

ミルフィーユ

ワインに関しては、主人のジル氏がブルゴーニュ地方出身なので、ワインリストにはブルゴーニュワインがずらりと並ぶ。小規模から大規模な生産者まで、様々な値段で並外れたワインがセレクトされているため、パリにいながらブルゴーニュ気分が味わえる。もちろんボルドーワインやラングドックワインも置いている。

Au Métro

住所:8 Pl. Félix Eboué, 75012 Paris

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