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帝国ホテル 東京で味わうリサとガスパールのアフタヌーンティー

厳しい暑さの夏だからこそ、時にはホテルで優雅に気分転換したいもの。帝国ホテル 東京ではフランス生まれの絵本『リサとガスパール』とコラボレーションしたアフタヌーンティー「リサとガスパール 旅 »TAB II » PARIS-TOKYO」が7月1日から開催される。

帝国ホテル 東京料理長 杉本シェフと、作者書き下ろしのオリジナル絵画

「リサとガスパール」はウサギでも犬でもないキュートなキャラクターとして25年前に誕生し、日本では2000年から翻訳されている。帝国ホテル 東京ではコロナ禍の2021年にオンラインを通じて作者のアンさん、ゲオルクさんご夫妻とコラボレーションしたアフタンヌーンティーが好評を博し、3年の時を経て前回よりもブラッシュアップされた形でリニューアル。

アフタヌーンティーは「リサとガスパール」誕生の地、パリへの旅行気分を味わえるように構成され、前回も素晴らしかったパリのお菓子、サントノーレがバージョンアップして登場。リサとガスパールがパリのサントノーレ通りを歩く姿をイメージして作られた「ヘーゼルナッツのサントノーレ」は、筒状にしたブリオッシュ生地の中にヘーゼルナッツのプラリネクリームを入れ、その上に上品な甘さのマスカルポーネとホワイトチョコレートのクリームがのっている。ドライフルーツでお店やショーウィンドウを表現し、そこをリサとガスパールが散歩しているという見立て。

パリ発祥のお菓子で特に有名なのはオペラ座の舞台をイメージしたといわれるチョコレートケーキ「オペラ」。前回も絶品だったこのオペラだけはレシピを変えていないそう。一番上にはとろりと溶けていくチョコレート、その下にはバタークリーム、チョコレートガナッシュ、アーモンドビスキュイなどの層が重なり、一番下の固いチョコレートはナッツのようなサクッとした食感を醸し出し、様々な味わいが口の中でとろけて混じり合う。フランス菓子が好きな方には是非とも食べてほしい逸品だ。

見た目も真っ赤で華やかな「フランボワーズのルリジューズ」は修道女の服装からヒントを得た伝統菓子。赤色のクッキーとともに焼き上げたシュー生地の中にラズベリーのコンフィチュールやガナッシュクリームが詰められ、ほどよい甘酸っぱさが心地よい。

他にもフランス気分になれる一品として、サクサクなクロワッサンにエメンタルチーズや上質なハムをはさんだ「パリジャンサンドイッチ」がある。また、作者ゲオルクさんの出身地であるドイツ名物のソーセージに特性のカレーソースを合わせた「カリーヴルスト」は帝国ホテルのお手製なだけあってとても味わい深く、ボリューム満点。アフタヌーンティーは見た目以上に食べ応えがあるが、スイーツはどれも甘さ控えめなので最後まで食べやすい。きっと今年も猛暑がやってくるだろうから、大変な夏の素敵な思い出づくりに今から予約をしてみては?

「おかえり!リサとガスパール」
2024年7月1日(月)〜8月31日(土)
リサとガスパールのアフタヌーンティー 「旅 »TABⅡ » PARIS-TOKYO」

帝国ホテル 東京本館17階 インペリアルラウンジ アクア
時間:11:30-18:00(ラストオーダー)
料金:平日9400円、土日祝9800円(サービス料・消費税込)
写真は2名様分

電話:03-3539-8186 住所:東京都千代田区内幸町1−1−1

Article by Miki IIDA

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