メゾン・シモネ・フェブルはブルゴーニュ地方の北端、シャブリ地区にあるあるメゾン。日本でも有名なシャブリはブルゴーニュ地方のシャブリ地区にて、白ブドウのシャルドネを100%使用して造られるワインのこと。同じブルゴーニュ地方の白ワインといっても、シャブリ地区で造られると味わいがキリッと辛口になり、ミネラル感豊富なワインとなる。こちらのメゾンではシャブリだけでも15種類を生産しており、プティ・シャブリから順にシャブリ、シャブリ・プルミエ・クリュ、一番上のランクのシャブリ・グラン・クリュに至るまで、全てのランクを生産している。シャブリとプティ・シャブリはステンレスタンクにて澱とともに6~12ヶ月熟成させ、プルミエ・クリュとグラン・クリュは12~18ヶ月熟成させる。近代的な醸造所はつややかに磨かれたステンレスタンクが立ち並ぶ。
その一画で試飲した「Chablis Premier Cru Montmains シャブリ・プルミエ・クリュ モンマン 2012」は香りがやわらかで、口に含むとミネラル感がはっきりと感じられる。辛口で、エレガントで余韻の長いワイン。「Chablis Grand Cru Les Clos シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ 2010」は1年半~2年程かけて、半分を樽熟成、半分をタンクで熟成させ、それからアッサンブラージュさせるという。花のような優しい香りで、味わいもまろやか、エレガントで繊細な、まさに美しいワイン。
Chablis Simonnet
メゾン・シモネはシャブリにあるが、生産しているのはシャブリだけに限らない。1840年創業のこちらのメゾンは創業当時から発泡性ワインのクレマン・ド・ブルゴーニュを造っており、現在でもシャブリ地区で唯一クレマンを造り続けている。「ここはシャンパーニュ地方から30キロ南に行った場所で、品種もシャンパーニュで使われているシャルドネとピノ・ノワールを使用します。クレマンは昔はシャブリ・ムスーと呼ばれていたんですよ。」と醸造家兼マネージメント部長のジャン・フィリップさん。クレモンを造るブドウは全て手摘みが義務づけられており、瓶内で9ヶ月以上熟成させる。クレモンには白とロゼがあり、白の「Crémant de Bourgogne Brut クレマン・ド・ブルゴーニュ」はシャルドネ60%、ピノ・ノワール40%。レモンのような柑橘系の香りで、辛口で非常にキリッとしている。「Crémant de Bourgogne Brut Rosé クレマン・ド・ブルゴーニュ」のブリュット・ロゼはピノ・ノワール100%。こちらも辛口でスッキリしており、暑い日にさわやかな気分になれそうだ。
シャブリ、クレマン、それからヨンヌ県のAOCワインに赤ワインまで、全32種類ものワインを生産するシモネ・フェブル。価格はわりとリーズナブルで、シャブリやクレマン・ド・ブルゴーニュはでアサヒビールのウェブショップにて購入可能。
http://www.simonnet-febvre.com/en/