パリのパレ・ロワイヤル付近のビストロ、ムストゥレの主人、アラン・フォンテーヌ氏は、「コロナ禍はフランス人がこんなにもビストロに愛着があるのだと、かつてない程証明する機会になった」と語る。彼はビストロの主人であり「パリのビストロとテラスを世界文化遺産に」という活動の代表者。この活動は、カウンターのある伝統的なビストロと、全ての社会階層の人が交わるパリのカフェという場がパリ独特の文化遺産であることを世界に伝えるものである。
他の多くのカフェ同様、アラン・フォンテーヌ氏も、これまで車の駐車スペースだった路上にカフェのテラス席を出している。夏が近くにつれ、ビストロの本物の味わい、優れたワインやパラソルに引かれ、テラスはパリの人々で一杯になるだろう。
Le Mesturet
77 rue de Richelieu, 75002 Paris