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ボルドー地方 コート・ド・ブール Côtes de Bourg

  ボルドー地方のAOCコート・ド・ブールの名前の由来となったブールは、ガロンヌ川とドルドーニュ川との合流地点に面した街。2つの川が合流してジロンド川が始まるのはこの場所からです。

 コート・ド・ブールはジロンド川右岸の素晴らしいワイン生産地。有 名なメドックは川の向こう岸で、ボルドーから船で北に20km。こちらはメドックとは雰囲気が異なり、大手保険会社や証券会社が所有しているシャトーはあ りません。20~30ヘクタールという小規模な畑を、何世代かにわたって家族経営しているシャトーがほとんど。コート・ド・ブールでは皆がよく知り合って おり、あたたかな雰囲気が漂います。黒ブドウが中心で(メルロー65%、カベルネ・ソービニヨン20%、マルベック10%、カベルネ・フラン5%)ブドウ 畑の総面積は約4千ヘクタール。

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 コート・ド・ブールではコストパフォーマンスが抜群で、飲み心地のよいボル ドーワインが1本5ユーロから発掘可能。ワイン生産者たちは皆、品質を向上させようと日々努力をしています。コート・ド・ブールはボルドーの格付け外では あるといえ、非常にレベルの高いワインが見つかる産地。この地区のワインはよりまろやかでフルーティなのが特徴的。というのは、他のボルドーの畑に比べて 日当りが良く、気温も少し高めで最低気温は1℃~2℃だから。

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 マルベックという力強い品種はカオールや、アルゼンチンやチリなど南米で非常に人気があり、長期保存に耐えるしっかりとしたボディが特徴的。それに対し、メルローはフルーティで魅惑的な味わいをもたらします。

コート・ド・ブールはサン・テミリオンより簡単に訪問できるワイン産地。ボルドーで船に乗り、ブールで下船すればもう到着。ブドウ畑との歴史的つながり を大切にするこの街は、ジロンド川の大客船でのクルージング客向けの船着場も作ります。

 ブールの街にある「ラ・メゾン・デ・ヴァン・デ・コート・ド・ブール La Maison des vins des Côtes de Bourg」では、コート・ド・ブールの全生産者のワインをシャトー内と同じ値段で味わえます。グルメ散策や、マルベック等のブドウ収穫体験ができる電動 自転車での散策ツアーも企画中。

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