フランス・マコン高品質ワインコンクール　

フランス・マコン高品質ワインコンクール

4月18日、ブルゴーニュ地方のマコンにて、第61回フランス・マコン高品質ワインコンクールが開催された。このコンクールは世界最大でギネスブックにも登録されており、2300人もの審査員によって1万本近くのワインが試飲されている。

マコンはブルゴーニュ地方で同名の辛口白ワインを生産する地域。とはいえ、ここではフランス中のAOCワインが審査にかけられ、一番多く試飲されるのはボルドーワイン。ボルドーの生産者からは1200本が送られてくる。マコン高品質ワインコンクールでのメダル受賞はそのワインの素晴らしさを伝えるのに大いに役立ち、フランスのスーパーのワイン売り場に陳列される膨大な種類のワインを前に、途方に暮れてしまう愛好家たちの貴重な指針となっている。昔からスーパーにワインを卸してきた協同組合（コーペラティブ）の生産者たちが多く参加しているのもそのためだ。

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マコン・コンクールのメダルの評判が良すぎるために、偽物のメダルを貼るという不正行為も存在する。もしマコンのメダルが貼られているのに味がひどいワインに出会った際には、主催者に不正ではないかと問い合わせてみるとよいだろう。

今回は9200本のワインが審査にかけられ、803本が金賞受賞、614本が銀賞、1207本が銅賞受賞。ブルゴーニュ地方のワインは金賞が83本、銀賞が74本、銅賞が1207本という結果になった。
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