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ピーターラビット™️の世界を感じる アフタヌーンティー

今年は『ピーターラビットのおはなし』の絵本が出版されてから120周年。それを記念して、3月26日(土)〜6月30日(木)まで、帝国ホテル 東京にて「帝国ホテルで祝う!ピーターラビット™️のバースデーパーティー」が開催され、ピーターラビット™️をイメージしたアフタヌーンティーやモクテルなどが味わえる。

ピーターラビット™️の絵本シリーズは1902年に刊行され、120年経った今でも世界中で愛されている。絵本の中には、イギリス料理や畑にまつわるシーンも多く登場するという。アフタヌーンティー製作にあたり、シェフたちは24巻の物語をじっくり読んで、インスピレーションの源を探していった。

「ピーターラビット™️の »バースデー »アフタヌーンティー」はストーリー性に溢れている。たとえばセイボリーの「〜ジマイマの卵〜 トリュフたまごクリーム  / 鴨のスモーク / トマトコンソメジュレ」は、卵を産んだ場所を忘れて盗まれてしまうことが多かった、あひるのジマイマをイメージした一品。グラスの奥を覗き込むと、ジマイマが産んだ卵が大事そうに隠されている。

3段目:セイボリー 手前が「〜ジマイマの卵〜 トリュフたまごクリーム / 鴨のスモーク / トマトコンソメジュレ」

ピーターラビット™️の絵本の中には、イギリスで親しまれているパイ料理も多く登場する。「〜これは何のパイ?〜 ダッチェスの仔牛とハムのパイ」は、ねこのリビーの家に招かれた犬のダッチェスが、ねこが作るパイはネズミの肉なのではと心配し、自分で仔牛とハムのパイを作るという話から着想を得た。想いを込めて作ったパイは、イギリスのおばあちゃんが作ってくれるような温かな味わいだ。仔牛肉にクリームや卵をあわせ、その上に薄いハムが何層にも重ねられ、ハムの塩気とパリパリしたパイが非常によく合い、さすが帝国ホテルという逸品だ。

「〜これは何のパイ?〜 ダッチェスの仔牛とハムのパイ」

アフタヌーンティーには、角はサクッと、中はもちっとした絶品のスコーンの他、イギリス名物のキャロットケーキも登場する。「〜マグレガーさんの畑でとれた人参〜 キャロットケーキ」は、ココアパウダーとクランブルで畑を、オレンジコンフィのジュレで畑に植わった人参を表現している。イギリスのキャロットケーキは日本人には甘すぎるが、こちらは甘さ控えめで、スパイスのアクセントが効いており、紅茶によく合いそうだ。

1段目のデザート 手前右が「〜マグレガーさんの畑でとれた人参〜 キャロットケーキ」

サラダからデザートまで、ピーターラビット™️の世界観が味わえる、ストーリー性とこだわりに満ちたアフタヌーンティーは3月26日(土)から6月30日(木)まで、本館17階のインペリアルラウンジ アクアで味わえる。

写真奥が「マミーズ ライムエード」手前が「ハッピー ベリー パンチ」各2300円(税込・サ別)

また、本館1階のランデブーラウンジ・バーでは、ノンアルコールカクテル、 »バースデー »モクテルが提供される。ピーターの母親が作るカモミールティーをイメージした「Mommy’s Limeade(マミーズ ライムエード)」は、カモミールとリンデン、ライム、シロップでできた、とても爽やかで飲みやすい、春らしさを感じるモクテル。さっぱりしたウォッカ系のカクテル好きな人におすすめだ。また、ピーターの妹たちがバースデーパーティーのために詰んだ、ベリーとお花をイメージした「Happy Berry Punch(ハッピー ベリー パンチ)はローズヒップティーとはちみつ、レモンジュースを合わせたもの。たっぷりのお花が飾られ、とても華やかで、ほどよい酸味がさわやかな、ハーブコーディアルのようなモクテル。

絵本誕生120周年の今年は世田谷美術館や大阪の、あべのハルカス美術館などでも、ピーターラビット™️の展覧会が開かれる。絵本を読んだり展覧会を鑑賞してからアフタヌーンティーに行ってみると、より一層この世界観が深く理解できるだろう。ヨーロッパ旅行がまたしても遠のきそうなご時世だから、たまにやゆったりとお茶をしながらイギリスの田園風景に想いをはせてみては?

帝国ホテルで祝う! ピーターラビット™️のバースデーパーティー

2022年3月26日(土)〜6月30日(木) 帝国ホテル東京 東京都千代田区内幸町1−1−1

ピーターラビット™️の »バースデー » アフタヌーンティー  本館17階 インペリアルラウンジ アクア

料金:7700円(税込、サービス料別) 写真は2名分

ピーターラビット™️の »バースデー » ケーキ・モクテル 本館1階 ランデブーラウンジ・バー

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