クチュームは2011年にオープンし、カフェオテックと共にパリに新しいスタイルを築いたカフェ。それまでもパリジャンにとってコーヒーは欠かせなかったが、ワインのようにテロワールによって味わいが異なる高貴なものとしては認識されていなかった。そんな中、フランス人のアントワーヌさんとオーストラリア人のトムさんが、特定産地の上質な豆にこだわったコーヒーを飲める店としてオープン。
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コーヒー豆の産地や質にこだわるのであれば、焙煎方法や抽出方法もないがしろにはできない。だからここではサイフォンやフレンチプレス、ハリオV60、アエロプレスなど様々な抽出器具を用意しており、1日4種類提供される豆に対して、どの抽出方法が最適かを店が吟味する。
コーヒーのメニューはエスプレッソ(2€)、シングルオリジンのフィルターコーヒー(3,5€)、カフェラテ(4,2€)等。キャロットケーキはじめ、ガラスケースに並ぶ大きめのケーキ類は全て自家製。パリ在住の外国人に愛され、上質なカプチーノ片手に英語が飛び交う店内にいると、何だかパリではないようだ。焙煎はすぐ近くのクチュームの焙煎所で行い、数々のサードプレイス的カフェにも卸す。ちなみに日本の青山店で有名なスチームパンクはパリでは使用されていないという。日本には青山、二子玉川、大阪に支店がある。
クチューム Coutume café
住所:47, rue de Babylone 75006 Paris
電話:01 45 51 50 47
営業時間:月~金 8h-19h 土~日 10h-19h
メトロ:13番線 Saint-François-Xavier