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ドーフィネのラビオル Ravioles du Dauphiné

ロワイヤン地方とローマ地方の特産品、ラビオルの起源はローマ時代まで
さかのぼります。当時は肉詰めをして揚げた小さなラビオルでした。中世に
なると、四旬節のころ、肉の代わりに野菜が詰められるようになり、その中には
カブも使用されていました。19世紀以降は、コンテチーズ又はエメンタルチーズと、
フロマージュ・ブランとパセリが使われるようになりました。ラビオルはラビオリが
小さくなったようなもので、スープの具として重宝されています。

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 ラビオルを作る機械が発明されたことにより、ラビオルの生産は家庭的なものから
工場生産へと変化をとげ、手で48個に分割できる板状のものが販売されています。
ラビオルは2009年にIGP品質表示を獲得しました。とはいえ、中に使用されている
詰め物にはこの地方産でないチーズが含まれているため、原産地呼称の制度、
AOCは取得できませんでした。

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