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モルビエチーズ Le Morbier

 モルビエは牛の生乳を使ったチーズで、ジュラ県のモルビエという村で作られています。モルビエは、チーズを半分に分つように盛られた薄い灰の層の優しくてフルーティな香りが特徴です。

 19世紀にコンテチーズを作るのに残った牛乳を、もう1つ作れるほどの量ではなかったために、モルビエの農民達は固まりはじめた牛乳を大きな桶に入れ、灰が舞う暖炉の近くに置いておきました。その翌日、コンテチーズの仕込みが終わったあと、再び残った牛乳を灰のかかった固い牛乳の上に注いでみました。そして、農家たちは、仲間内で味わおうと思ってそれを保存してみたのです。今日では、モルビエチーズの灰はちょっとしたデコレーションと、かつての習慣の名残でしかありません。2001年にはモルビエチーズの品質はAOCによって
認められました。

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