19世紀半ばに誕生したブルー・ドーベルニュはAOP品質表示を許された、直径20センチ、高さ9センチで2.5キロのチーズ。1840年ごろに、ロック フォールの労働者を雇った会社ができ、ロックフォールと同じレシピを使ったことで、ブルー・ドーベルニュができたのです。
ロックフォール同様に、ペニシリ ウム・ロックフォルティ菌が凝固する前の牛乳に加えられるようになりました。凝乳の固まりは凝乳同士がくっつかず、カビの繁殖を促すために覆われます。凝 乳の水分を切った後、成形され、塩分を加えてからチーズに穴をあけます。伝統的には手で、もしくは機械を用いて穴をあけます。空気穴ができることで、青カ ビがよく広まってくれるのです。