アキテーヌ盆地で昔から飼育されていた黄金色の牛は、質が良く、肉屋でもとても重宝されています。柔らかく、厚さの割には脂肪分が少ないのです。この肉は、霜降り牛のようになっていて、繊細で柔らかく、気品のある味わい。品質保証としては、「アキテーヌのブロンド牛」という、赤ラベル表示を獲得しています。
アキテーヌのブロンド牛は、バスク地方の伝統的な料理を作る時に使われます。アショワという、すね肉や首肉のスライスで作ったシチューにするか、肩肉を煮込みにしたりします。
切り身にされた肉は鴨の脂の中で強火で焼かれ、ピーマンや玉葱、ベーコンの脂身やバイヨンヌのハムなどと一緒に長時間弱火で煮込みます。とろみをつけるため、白ワインを少し加え、バイヨンヌの塩と少量のエスペレットの唐辛子を振りかけます。これは、生パスタやごはん、蒸しじゃがなどと一緒に熱々のをいただくのがおすすめです。
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