paris-bistro japon

アトランティック L’Atlantique

アトランティックは、モンパルナスタワーに面しているパリの大きなブラッセリー。モダンであたたかみのある店内のインテリアは、海を思い起こさせるようなもので満ちています。壁にはヨットレースの絵がかかっているし、素敵なヨットの模型も飾られています。

 この店はワインをちょっと一杯飲むのにぴったりの店。アトランティックは、2007年からはブルターニュ地方出身のボダン兄弟がオーナーになりました。彼らはセンスのいい空間を作るのがとてもうまいのです。

 とはいえ、この店にやってくる人たちの目的は何と言っても美味しい料理。シェフのミッシェルはこの店でもう20年も働いています。10人から成るチームで、彼は10以上もある自慢の料理を作ります。この店は全て自家製。シェフ自らフォワグラのテリーヌや、とても美味しいサーモンのマリネを作ります。もちろん、パリ中の質のいいブラッセリー同様に、寒い冬の夜に身体を温めてくれる、美味しいオニオングラタンスープも待っています。この店がアトランティックと名乗っているのは決して偶然ではありません。店の目の前は大きなモンパルナス駅。そこから列車は大西洋岸、アトランティック地方へと向かっていくからです。

Atlantique_fish-ships

アトランティックはいつだって魚料理がおすすめです。スズキのフィレにベーコンが入ったマッシュポテトを添えたものが特におすすめです。お好みであれば、フランス南西部のメニューも味わえますよ。バスク地方の
ブーダン・ノワールに、リンゴとエスペレットという、バスク地方で栽培されている変わった唐辛子を添えたものは14ユーロ。また、フランス南西部でとても人気のある郷土料理の1つ、有名な鴨のコンフィに、ニンニクで
ソテーしたジャガイモを添えたものもあります。(18 ,5ユーロ)お肉好きな方には、牛骨付き肉の2人分(44ユーロ)や、ステーキのフライドポテト添えなども。

デザートの種類も豊富。自家製の本日のタルト、ティラミスや、小さなマカロンの盛り合わせにフランボワーズのシャーベットを添えたもの。フランスのチーズが大好きな方は、ぜひシェーブルチーズをお試しあれ。何年も前からこの店は同じチーズ農家と仕事をしていて、毎週、農家さんがロット県から新鮮な伝説のチーズを配達しに来ているのです。

アトランティック L’Atlantique
住所:41, avenue du Maine 75014 Paris
電話:01 43 20 83 62
メトロ:4,6,12,13番線 Montparnasse Bienvenüe または6番線 Edgar Quinet

Quitter la version mobile