世界中でフランス、特にパリの象徴にもなっているバゲットは、細長い形が特徴的。
バゲットは、フランスに19世紀に輸入される前に、実はウィーンで発明されたもの。バゲットはこの細長い形と、200~250グラムという重さ、それにカリカリした黄金色の皮と、ふんわりとして蜂の巣状の穴のあいた生地が特徴です。質の良いバゲットは、指で押してもまたもとの形に戻ります。これがパンの品質が良いかどうか見極める印です。
毎年パリでは、一番おいしいバゲットを競い合うコンクールが開催されています。この賞を獲得したパン屋さんは、大統領の住むエリゼ宮に、1年間パンを配達することが約束されているのです。