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サヴォワ地方 Region Savoie

サヴォワとオート・サヴォワは、アルプス山脈のおかげで特徴ある地形に
なっています。南北145kmにかけて広がるこの地方は、3つの大きな渓谷、
アルブ、タランテーズとモリエンヌ渓谷で分けられています。氷河によって、
数々の湖が山間にでき、カワカマス、イワナ、パーチ、レマンなど、豊富な
魚がとれるようになりました。この地方の歴史も変化に富んでいます。
ハンニバルと象たちがローマを滅ぼすためにここを通ったと言われています。
サヴォワ家は11世紀から19世紀にかけて、地理的重要性の恩恵を受けていました
。サヴォワはフランスに1860年に併合されました。

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 ここには山を想起させるものばかりが存在します。まず食事から始めましょう。
道路やトンネルができる前は、冬の間の人々の生活を表すものは寒さ、飛び地、
田舎っぽさでした。この地方の美食文化にチーズと塩漬けがいつも登場するのは
決して偶然ではありません。これらはタンパク質の濃縮物で、冬の間保存して
おくことができるのです。何世紀もの間、この地域では冬を乗り切るものを
自給していました。高地の牧草地で家畜に草を食べさせるのは夏の間。
その間に下の方にある草を刈り、冬用の干し草にするのです。大半のチーズは
夏に生産され、豚は秋の保存の準備の前にしっかりと肥育されていました。

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