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ランドの農場の家禽類 Les volailles fermières des Landes

ランドの気候は穏やかなので、鶏や七面鳥、ウズラなど、農場で
飼育される家禽類はたっぷりと陽の光を浴びて放し飼いにされています。
鶏たちは、松の森の真ん中で、囲いもされずに動き回ることができるのです。
ランドの農場の鶏の飼育の特徴は、1960年代から使用されている、
組み立て式で移動可能な小屋を使うこと。

 完璧に風景と一体化したこれらのマランシヌと呼ばれる小屋は、
飼育者たちが森の真ん中に設置します。この小屋は鶏たちを守り、
飼料と水を入れておくことができるようになっています。
この建物は、放牧場のローテーションと、草が再び生えるのを促す
ために、季節ごとに移動できるようになっているのです。こうした
自然でのびのびとした生活が何週間か続けられます。少なくとも80日
以上飼育された後、鳥たちは出荷されるのです。これらの鶏の飼料は
80%がランド産のトウモロコシからなる植物性の飼料です。

 1965年、ランドの農場の鶏たちは、フランスの品質保証の赤ラベル
表示を1番に獲得しました。ここで獲得された衛生基準は、製品の
トレーサビリティを保証するものです。引き締まった身が、まろやかで
繊細で味わい豊かなランドの鶏は、家禽類に対するグルメ志向を
高めるのに一役買っています。
ランドの鶏は、数々の高級フレンチレストランのメニューにも
登場しています。

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