paris-bistro japon

マンステールチーズ Le Munster

アルザス・ロレーヌ地方で有名なチーズといったらこのチーズ。マンステールといって、
牛の乳で作られた、柔らかいタイプのチーズです。マンステールチーズの起源は、
シャルルマーニュの時代にさかのぼるという人もいます。というのも、修道士たちが
この土地をキリスト教に改宗しにきた時に、彼らのチーズ製造法も伝えたからです。
チーズの製造法は、マンステールにつくられたアイルランド人の修道院に伝えられて
いきました。マンステールは、ヴォージュ山脈の牛の乳でつくられています。
草がおいしげり、いい香りのする植物が散りばめられた牧草地で育った牛たちの乳は、
他に類をみないような豊かな味わいをもっています。

[pro_ad_display_adzone id= »1569″]

 マンステールチーズはどうやってつくられるのでしょう。
まず、牛の乳がチーズに変化するのに丸一日かかります。熟成はマンステールの
重さによって、2週間のものから、何週間もかかるものまで様々です。毎日、
チーズは磨かれ、洗われて、徐々に赤みの強い美しいオレンジ色に変化していきます。
この間にチーズの生地はやわらかく滑らかになっていくのです。

 マンステールチーズはクミンを添えて食べたりもします。もちろん、ピノ・グリの
トケや、ゲビュルツトラミネーなどのアルザスワインとの相性も抜群です。

Quitter la version mobile