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フランスで開催された世界の洋菓子コンクールで日本代表が銀メダル

2021年9月24日〜25日、フランスのリヨンで開催された世界の洋菓子コンクール、「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」で、日本代表の3名が銀メダルを受賞した。「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」は、1989年に創設された世界を代表する洋菓子コンクール。最も作品レベルの高い国際大会として2年に一度開催され、今年は11カ国が参加。今年の金賞はイタリア、銀賞が日本、銅賞をフランスが獲得した。

赤羽目氏の作品、アントルメ・グラッセ

日本代表の3名は、帝国ホテル東京の赤羽目健悟氏、東海調理製菓専門学校の塚田悠也氏、株式会社クラブハリエの原田誠也氏。初日に10時間の競技に挑み、総合テーマの「すべてのアートは自然のイミテーション」のもと、シェア・デザート(サンセット)、レストラン・デザート(サンライズ)、アントルメ・グラッセ(ガーデン)の試食作品と、飴とチョコレートのピエスモンテ(大型工芸菓子)を制作。味、技術、スピード、芸術性を競い合った11カ国の中から見事2位に輝いた。

赤羽目健悟氏

アントルメ・グラッセ部門で優勝し、日本代表メンバーとなった赤羽目氏は2007年に帝国ホテルに入社した。それ以来飴細工やチョコレート部門で研鑽をつみ、数々のコンクールで入賞。現在はホテルの宴席の演出のひとつ、氷彫刻の専任者としても従事し、数々の大会でタイトルを獲得し、調理部ペストリー課のスーシェフとして活躍中している。

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